まずボクが始めてみたミュージカル映画は多分「オペラ座の怪人」でした。
その映画が本当に苦痛でそれから一切ミュージカルを見てなかったんですが「ララランド」をみてちょっと評価が変わったのでした。
ただそれでもミュージカル映画には苦手意識があったんですが、今回「グレイテストショーマン」を見てきたので感想と評価を。
映画の流れと思ったこと
序盤は主人公とその奥さんの子供時代から始まり、その後大人になって結婚することになるんですが
「めっちゃオッサンになってる・・・」今まで何してたんだろう?
というくらい月日が流れてました。
サーカス団結成
まぁその辺りは割りとどうでもよくて主人公は奇人変人を集めてかなり個性的な人たちばかりのサーカス団を作ることになるんですが
サーカスのショーの部分は全部ミュージカル形式で基本歌って踊ってるだけでした、
そこはもう少し個性的な人たちの特色を前に出してほしかったなぁ。
ちなみに太った黒人のヒゲの生えたオバサンの「THIS IS ME」という歌がよかったです。
パートナーのフィリップ
貴族フィリップを演じるザックエフロンなんですが
存在意義が最後までよく分からなかった。
女王に会わせる役目?的なことをしたくらいでチョロっと空中ブランコの女の子とラブラブしたり
主人公にいいように使われたり火事で大怪我したりしたくらいで居なくてもいいんじゃあないかなぁって思った。
ただ流石に歌はうまかったのでそれくらいかなー。
嫁の父との関係
最初から最後まで仲が悪いままだったのが少し意外でした、
実話なのでその辺りは忠実にしたのかな?
オペラ歌手の人も最後喧嘩してその後どうなったか分からなかったし・・・。
主人公P.T.バーナムについて
映画なのでかなり美化されてると思うけれども実際はかなりクズなんじゃないか?って感じが所々にでてました。
映画の話的には成り上がり、破滅、再起といった感じで主人公感がかなりありますけど
実際の人間性は破滅の部分が物語ってるんじゃないかな。
ただ商売で成功するにはそれくらいクズで詐欺の才能があった方がいいんだと思う。
まとめ
ミュージカルじゃなくてもよかったんじゃない?
ララランドはミュージカルだからこそ良かったと思うけど
このグレイテストショーマンは話自体が面白いのだからストーリー自体をもっと楽しみたかった、
特にラストはかなり無理やりもっていってたので。
ともあれ良い曲が多かったのでミュージカル映画としては満足でした。
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