90年代にバスケットブームを起こしたジャンプ漫画「スラムダンク」が2018年6月1日より新装再編版として4ヶ月連続で発売されることになりました。
以前にも完全版としても発売されましたが大きな違いとしてはカバーの絵と本のサイズくらいでしょうか。
まだ未読の方には勿論久々に読み返したい人にも良い機会なので是非この気に買ってみてはいかがでしょうか。
私バスケ漫画は「黒子のバスケ」くらいしか知らないんですけど面白いんですか?
アシ子
ころまろ
そんなもん愚問も愚問やで、読んでないとか君今まで何読んで生きてきたん?ってレベルやで
実際どんな感じの漫画なんですか?
アシ子
ころまろ
まず黒子のバスケとかテニスの王子様みたいなとんでもスポーツではないねん。
とりあえず今回は「スラムダンク」の魅力について直撃世代のワイが語ったるさかい要チェックやでぇ!
スラムダンクの魅力とは
- 主人公の成長にワクワクする
- ストーリーが熱い
- キャラが全員魅力的で感情移入できる
- ライバルチームのキャラも主人公チーム同様魅力がある
- 絵やコマ割りが上手く非常に読みやすい
- 巻数が30巻程度なのでサクっと読め、無駄な引き伸ばしが無い
簡単に箇条書きするとこんな感じです。
まず主人公の桜木花道がメインの物語でバスケットは初心者なんですが、不良で非常に身体能力が高く話の中でどんどんバスケットが上手くなり人間としても成長していきます。
ただ単にご都合的に成長していくだけではなく、しっかりとその過程まで描かれているので読んでいて自然と感情移入していけます。
そしてその桜木花道が所属するチーム「湘北」のチームメイトも全員が本当に魅力的で誰が一番好きかは決められないです。
バスケットは5人でするスポーツなのでメインとなる選手は主人公を含めて5人います、
その5人と主人公の関係性も一人ひとりしっかりと描かれているのでその点も全選手に感情移入出来る点です。
ライバルチーム
勿論ライバルチーム達との関係性も熱く、ただポッと出の相手と試合して終わり。みたいな感じではないんです
あまりストーリーのあらすじなどは書かないようにしたいので細かくは書かないですが「湘北」の一番のライバルチームは「陵南」というチームで
一番初めに試合をするのはこのチームで天才「仙道」とボス猿「魚住」という選手がいるんですが、この選手と「湘北」チームの選手との関係性も試合を非常に盛り上げてくれます。
他にも神奈川ナンバー1の「海南」や全国ナンバー1チームの「山王工業」など強豪チームとの試合もスポーツ漫画を語る上でかかせません。
ともあれメインはバスケットの試合ですがこれが本当に読みやすくて面白いです
選手一人ひとりがどう動いているか分かりやすく、選手それぞれの心情もうまく描かれているのでサラっと読んでいけます。
湘北チームの個性
とにかく個性がスゴイ主人公のチーム「湘北バスケットボール部」が話を盛り上げる。
この5人の強烈な個性があるからこし一つ一つの試合が本当に面白いんです!
こればかりは読んでもらえないと面白さは1パーセントも伝わらないですが、簡単にキャラ説明をすると
主人公の「桜木」はバスケット素人の不良だが天性の身体能力で外れたシュートを取るリバウンドが得意でストーリーの中で一気にバスケットの才能が開花していきます。
チームのキャプテンの「赤木」は湘北のキャプテン、圧倒的なリーダーシップとパワーがありゴール下では相手に仕事をさせない。
また同じチームの主人公のライバル「流川」は表面上はクールだけれども誰よりも負けず嫌い、またチームのエースで攻撃に関しては右に出る選手が居ないくらいに何でも出来ます。
「バスケットがしたいです・・・」でおなじみの「三井」は中学時代のMVPだが色々あり不良の道へ・・・。
そのせいでスタミナは余りないですが3ポイントが得意で決めてほしい時にしっかり決めてくれます
唯一の2年生レギュラーの「宮城」は桜木のよき理解者、試合回しがうまくドリブルやパスの能力に優れている理想的なガード。
文字にして説明しても上手く伝えることは出来ないですがこういった選手の能力とそれぞれの性格をあわせて試合が本当に楽しいです。
たまにメインの試合シーンより日常シーンの方が楽しいスポーツ漫画などがありますが、「スラムダンク」は間違いなく試合も日常シーンも全て楽しめる漫画です。
ここからネタバレあり
スラムダンクの物語とグッとくる感動シーン
個人的に好きなシーンをざっと上げていきます。まだ読んでない方は読んでからみて下さい。
まずテレビで紹介されるアニメの感動シーンであげられる三井の「安西先生…!! バスケがしたいです……」
これはそこまで感動するようなシーンではないかなぁと個人的には思ってます、
それまでの流れで三井が勝手にグレて勝手にバスケをやめ、自分のワガママでバスケ部に喧嘩を売ってるのに今更そのセリフは・・・
という感じでかなり自分勝手な発言なので名シーンって言われると「?」ってなります。
とまぁこれはちょっと突っ込んでたかったのでおいといて・・
僕的にまずグッくるのはリーグ戦の緒戦で「海南」との試合が決まったところで
キャプテンの赤木が1年の頃からずっと海南との対決を思い浮かべていた、という所です。
弱小高校の「湘北」が決勝リーグに行くなんて夢のまた夢だったのに3年間努力を続けてきて、問題児ばかりだけど頼もしい仲間達とここまでこれて
良かったね!という親心みたいなのがウルっときます。
その「海南」との試合でも相手エースで1年生の頃から活躍していた「牧」と対等に渡り合えて「オレは間違っていなかったんだ・・・!」というシーンもメチャクチャ感情移入してしまいます。
その試合中で桜木が負傷してしまった赤木の代わりに奮闘し、桜木が赤木の気持ちを理解している場面なんかも好きです。
他にも陵南戦や山王戦にもそれぞれのキャラにそれぞれ心に来るシーンがあるんですが、また気が向いたら書いていきます笑
にしてもこうやって書いたり思い出したりすると「赤木」のシーンでグッと来るのが多いのは大人になったからでしょうか・・・。
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